FAXDM 用語集
オムニチャネル
オムニチャネル(Omni-Channel Retailing)とは、多様なメディアを活用して企業と顧客の接点(タッチポイント)を作り、
それぞれを連携させることで販売経路を意識させずにユーザーの消費行動につなげる戦略のことです。
接点の例としては、店舗やECサイト、SNS、アプリなど、さまざまなメディアが挙げられます。
顧客が商品を欲しいと思ったタイミングで購入できるようにするために押さえておきたいのがオムニチャネルという考え方です。
顧客行動の多様化が進む中で、オムニチャネルは顧客体験を向上させるために必要不可欠と言えるでしょう。
インターネットやスマートフォンの普及により、SNSでの口コミ検索やECサイトでの購入などユーザーの消費行動が変化し、実店舗の「ショールーミング化」が進んでいます。
そのため、従来のテレビ広告やチラシなどを活用し店舗に誘導して購入を促す手法では、十分な集客が期待できなくなっています。
現在は、企業側が販売チャネルを複数用意して連携することで、ユーザーが自分のタイミングで商品を購入できる仕組み作りが必要といえるでしょう。